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投稿者: Yuragi 投稿日時: 2016-5-25 14:43:52 (112 ヒット)

柏井裕香子展
ー晴子ー

2016.5.31(火)―6月12日(日) (月曜休廊)
12:00―19:00(最終日17:00)


私はこれまで、衣服など身近なかたちをイメージした染色作品を制作をしてきた。2013年に、それまで10年間住んだ愛知県から、故郷の富山県黒部市に移住したことをきっかけに、家から見える立山連峰やあたり一面広がる田んぼ、そこで生きる人々に新鮮さを覚えた。季節の変化に寄り添いながらその土地で生きる。その“生活の在り方”が私を惹き付けた。

移住後、生活を大切にしながらマイペースに日々を過ごしていたが、昨年娘を出産したことで、その暮らしは一変した。泣き止まない娘を抱き寄せ、夜な夜な授乳し、おむつを替える。よだれや鼻水を拭き取り、離乳食を与える。お風呂に入れ、服を着させて、寝かしつける…。一瞬一瞬を精一杯生きる彼女との暮らしは大切で愛おしいのと同時に、自身の心も身体も母となっていくことを自覚していくにつれ、これまでの個としての私から、母としての私へと、アイデンティティが更新されていくように感じられた。目に留まる風景や沸き上がってくる感情さえ、どこかこれまでとは異っているように思えた。娘の誕生は、私とは、母とは、そして再び生活とは何かを考える契機を与えてくれた。

展覧会タイトルの「晴子」は、昨年出産した実娘の名前。日々成長していく娘との生活の機微と、母となっていく自分の感覚や感情の変化を染色作品として定着しようと試みた。住居のようなギャラリー空間に、私と娘が過ごした1年間の生活を展開させたいと思う。(柏井裕香子)


ゆりかごの唄 (2016)w2800×h1400mm
素材:木綿、寒冷紗、ベルベット、反応性染料、顔料
技法:筒書き、ステンシル

三橋登美栄のブログ「柏井裕佳子展ー晴子ーを終えて」もご覧ください






投稿者: Yuragi 投稿日時: 2016-5-1 11:38:00 (343 ヒット)

CERAMIC ART ―from FRANCE & ISRAEL― 
陶芸3人展 ―フランス&イスラエルから―
Patricia Cassone, Shamai Gibsh, Shula Millar
パトリシア・カッソーネ、シャマイ・ギブシュ、シュラ・ミッラー

2016.5.24(火)〜29(日) 
12:00〜19:00(最終日17:00)
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Patricia CASSONE


Patricia CASSONE’s Anagama kiln in France
“Painted by the fire in Anagama kiln”

Country of birth: France
Education: Studies of National Ceramic School CNIFOP
Since 1995, Patricia Cassone is regularly invited in Japan, Korea, and Taiwan where her works are exhibited in numerous galleries and for Symposiums and Workshops. She is focussing on painting her works with the help of the fire in her Anagama kiln. Her love for trees comes probably from all the 300-400 years old chestnut and oak trees next to her beloved home “La Valette” facing her studio. All these trees are standing up and talking to her, especially in the winter, when they show their ingenuous and delicate personality. They seem to come out from a world inspired by Miyazaki’s movies or Hans Christian Andersen’s fairy tales… who knows?
パトリシア・カッソーネはフランス生まれ。国際陶芸学校CNIFOPで陶芸を学びました。
1995年以来、彼女は定期的に日本、韓国、台湾の展覧会やシンポジウムやワークショップに多数招待されています。彼女はフランスで穴窯の炎の力に委ねて作品を制作しています。彼女の樹々に対する愛情は、彼女のアトリエ近くの家La Valetteの前に生えている樹齢300年から400年の栗の木と樫木からきているそうです。特に冬には、それらの樹々は彼女に無邪気に、でも繊細に話しかけます。宮崎駿の映画やHans Christian Andersenのお伽話の世界からも呼び起こされているようです。

 
Anagama woodfiring1    Anagama-tree1
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Shamai GIBSH

Country of birth: Israel
Education:MBA Studies Tel-Aviv University, Ceramic studio BCAE Boston
Share working time between Israel and Boston. Own a ceramic studio in Jaffa
Partner in a ceramic Art Gallery cooperative Contemporary Ceramic Gallery, Ceramic is also shown at the land of Israel museum in Tel Aviv, Israel, Israel Museum store Jerusalem, Cecelia Colman Gallery in London England, Kolbo Gallery Brookline, Ma, Usa.
Techniques includes: Reduction, Raku, oxidation, Soda firing and Saggar firings of objects
covered with terra sigillata.
シャマイ・ギブシュはイスラエル生まれ。MBAテルアヴィブ大学、ボストンのBCAE陶芸スタジオで学びました。現在、イスラエルとボストンで制作しています。彼の陶芸工房は現代陶芸ギャラリー・共同陶芸Gallery“8 in Jaffa”にあります。陶芸作品はテル・アビブ美術館、エルサレムのイスラエル美術館内店、イギリス・ロンドンのセセリア・コルマンギャラリー、米国のブルックリンなどにもあります。
技法(焼成方法):還元焼成、楽(低温焼成)、酸化焼成、炭酸ソーダ、テラ・シギラタの土で覆って焼成。

 

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Shula MILLAR

Country of birth: Israel
Education: Studies of archeology and history of art, the Jerusalem University. Studies of ceramics at the Tel-Hai College, upper Galilee.
In my work, I refer to geological memories, trying to recreate the processes taking place within the earth’s crust and their emergence to our visible world. thus making them a part of our visual database.
The classical form shaped on the wheel is subject to manipulation and alteration which shifts it away from its historical-cultural origins, to a form that is unique and has certain “randomness” to it. In that way the vessel breaks away from any specific local or cultural affiliation.
The porcelain body is treated with a combination of crystalline and volcanic glazes. The contrast between these two geomorphologic phenomena brings to surface the dual nature of creation process: growth, by means of crystallization, and destruction by means of molten rock.
シュラ・ミッラーはイスラエル生まれ。エルサレム大学で考古学と美術史を学び、ガリラヤにあるTei-Hai大学で陶芸を学びました。
彼女の作品は、地質学の記憶を参考にしながら、地殻の中で起こっている再構成の過程や、目に見える世界の表現を試みています。ロクロを使って形創る昔からの方法。それは操作や伝統文化の変化から、ユニークで“無作為”に変更したことが課題です。そんなふうにして器(碗)の作品は特定の地域や文化の提携との繋がりを断ちます。
磁器の作品は、水晶のような透明さと激しく流れ出る釉薬との組み合わせでできています。これらの二つの地質(現象)の対比は、自然の成長過程の両面性をもっています。結晶体や超臨界流体抽出や溶けた岩の増殖のように。

 

三橋登美栄のブログ「国際陶芸3人3様展を終えて」もご覧ください





投稿者: Yuragi 投稿日時: 2016-4-30 23:10:35 (99 ヒット)

group88/76/67展
林 康夫 立体(陶)
中馬 泰文 平面(素描)
木村 秀樹 平面(版画)
高橋 享 構成

2016.5.10(火)―22(日) 月曜休廊
12:00―19:00(最終日17:00)

静かに加齢した3人展

 「group87/75/66」というタイトルで昨年の春に開かれた3人展が今年もギャラリー揺で開かれる。タイトルも前回と同じく3人の作家のそれぞれの年齢を表す数字で「group88/76/67」になった。このギャラリーに入るために玄関で靴を脱がなければならないのも、前回同様である。面倒だがそこに静かな空間が待っている。
 展示室には畳が敷かれている。格別和風の造りではないが、通常の無機的な展示空間とは違った空気がただよっている。住いの空気が持つ柔和とくつろぎである。そんな部屋の前の庭には、四角形の敷石がたてよこ等間隔に並び、立体作品を展示することもできる。
 このギャラリー揺がもつこのような展示空間は、訪れる鑑賞者にとってはおそらく好ましいものにちがいない。だが作品あるいは作者にとって、それが好ましいものであってはならない。あくまでも作品自体とは別の空間であるからだ。次は「89/77/68」の空間へ。   (高橋 享)



林 康夫
寓舎、記憶と記録’15-E
h122×w161×d110mm
手捻り 陶 2015


中馬泰文
SEWING button
h400×w400mm
Silkscreen Offset Drawing Metal foil paper foil leaf 2016


木村秀樹
Green Tulip
h760×w560mm
Silkscreen on Kakita Paper 2015

三橋登美栄のブログ「group88/76/67展を終えて」もご覧ください






投稿者: Yuragi 投稿日時: 2016-4-20 14:43:19 (125 ヒット)

金沢健一展
ーScoresー

2016.4.26(火)―5月8日(日) 2(月)休廊
12:00―19:00(最終日17:00)

「Scores」と題し、彫刻を楽譜に見立てる。
アルミニウム角パイプの各面に3種類の幅と深さの違うスリットを刻んだ彫刻がある。
その彫刻の造形要素を音や時間に置き換えることで音楽が生まれる。
今回の展覧会では彫刻とその造形に基づいた音楽をギャラリー揺の空間に共存させる。
音楽を制作する浦裕幸は彫刻の展開図を五線譜に見立てる。
音が振動の現象であり周囲の空気を形づくるのであれば、そこには見えないもう一つの彫刻が造形されているのだろうか。
音楽としての彫刻、彫刻としての音楽。(金沢健一)


断片化 (2016)
w350×h450×d50mm
アルミニウム

三橋登美栄のブログ「金沢健一展を終えて」もご覧ください





投稿者: Yuragi 投稿日時: 2016-3-31 18:01:34 (146 ヒット)

田中真吾展
ーひかりをみるー

2016.4.5(火)―17(日) 11(月)休廊
12:00―19:00(最終日17:00)

私たちにとって火は文明の始原であり、人類の歴史は火を様々に利用することによって紡がれてきました。
時には繁栄を、時には厄災をもたらす火とともに、私たちは進化を続けてきたといっても過言ではありません。
火を使用したことが、人と他の動物をとの違いを決定付けた一つの要因だとすれば、何故、原始の人類は火をコントロールすることを思いついたのでしょうか?
きっと外敵から身を守る手段とは別に、燃え上がる火の姿に魅了された一面があるのではないかと想像してみます。
そして、彼らが魅了されたであろう火の姿は、今も変わらず私たちを魅了し続けています。

私の制作は、その火が持つ様々な魅力を、素材に捉われることなく作品化出来ないか、試行し続けることです。(田中真吾)


タイトル:re:trans #53
作品サイズ:120×170×140
素材:ミクスドメディア
制作年:2016

三橋登美栄のブログ「田中真吾展を終えて」もご覧ください


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