哲学の道・銀閣寺からほど近い住宅街に、2005年にオープンしたギャラリーです。
住居空間をそのまま生かし、板間と和室を展示室に転用しています。

自宅で作品を観るような、くつろいだ感覚で鑑賞できます。また、展示スペースに面して石畳と苔と樹木の庭があり、石や鉄や陶などの立体を庭に展示できます。

午後から夕暮れにかけての日の光と共に光線が移ろい、時刻や季節ごとに展示の印象が変化します。ギャラリーの名はそうした環境の変化と、アート鑑賞を通して揺らぐ気持ちや感情を表しています。

三橋 登美栄